ソルトルック株式会社/塩見健二税理士事務所
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コーポレート 2021.12.09
  • 社用車の購入資金の新規融資の実務

社用車の融資付けの実務を説明します。

レンダー候補

①銀行融資。金利は低いです。

トラック等は売上に直結することから前向き検討です。

社長用の社用車は、クラウンが稟議の限界のようです。

ベンツ等の外車は稟議が通りづらいとのことです。

②ディーラーローン。

自動車の売り手が、そのままファイナンスもしてくれるというものです。

金利は、4%~10%で銀行融資よりも資金調達コストは高めです。

ただ、その分与信審査は銀行よりも甘くなります。

③自動車ローン業者。

アプラスが代表といえます。

金利は、0.9%~7.9%といったところでしょうか。

④割賦取引。

自動車ローン業者と似た水準の金利です。

この取引は、所有権が自動車の買主となります。

割賦金がある状態では、所有権が留保されています。

⑤リース取引。

割賦取引よりも調達コストは、高いです。

この取引は、自動者の所有権がリース会社にあります。

厳密にいうと自動車を買ったといえないです。

リースは、他の資金調達手段よりも高い調達コストですがメリットもあります。

それは、与信枠を利用しないところです。

銀行からの融資は、与信枠の範囲で融資実行がなされます。

それと会計処理や自動車のメンテナンスが楽といったところです。

調達コスト

資金調達コストは、低い順に、銀行→割賦、ディーラーローン、自動車ローン業者→リースといった順番となります。

どの資金調達手段で自動車を購入されるかは、購入される車両や頭金の存在(※頭金は、購入価額の30%あれば高評価)、購入者の与信内容によって変わってきます。