今回は、信用金庫、信用組合から収益不動産の取得資金の融資を検討する上で、地方銀行やメガバンクと異なる点があるため、そこを説明します。
属人性の要件
属人性の要件で重要となるのは、個人の場合は債務者で資産管理法人の場合は連帯保証人である個人が、何処に住んでいて、何かあったときにすぐに連絡がとれるのかが、融資の審査をする前に重要となってきます。
ですので、東京に在住の人が高知県の不動産を購入しようとするときは、高知県の銀行でなく、東京の住んでいる近くの支店が融資を検討してくれます。
信用金庫や信用組合は、地域密着を売りにしている金融機関ですので、この属人性のどこに住んでいるのかというところは重要視されます。
担保物のエリア
上記①で説明したとおり、信用金庫や信用組合は、地域密着を売りにした金融機関です。
ですので、その融資をする支店の近辺の不動産を購入する場合は、問題がないですが、全く支店のないエリアまで対応してくれる信用金庫や信用組合は少ないといえます。