希少価値の高い区分マンションへの投資と融資目線を説明します。
都心の人気エリアや希少価値の高い区分マンションの定義
都心の人気エリアは、いわゆる都心5区と呼ばれる港区、中央区、千代田区、渋谷区、新宿区です。
このようなエリアに所在する不動産は、アドレスがいい、交通、生活必需施設があるので利便性がいいため常に人気といえます。
次は、希少価値の高い不動産です。
代表的なのは、下記のとおりです。
ビューがいい(眺望をさえびる建物がない)、富士山、東京タワー、皇居といったシンボルがみえる。
建物がウィンドウウォールで建物がパリッとしている。
駅近、快速停車駅、ターミナル駅、複数路線が最寄り駅。
ブランドマンション。
このように売りがある物件が希少価値の高い不動産といえます。
人気エリア等の収益目線
家賃収入は、通常ですと新築から築30年までは家賃が下落していくものです。
ですが、人気エリアや希少価値の高い不動産は、すぐに借り手がつくため値上がりが見込めます。
ですので、不動産の取得価額に対して家賃が値上がりすることから利回りがアップするといったことが見込めます。
さらに、人気エリアや希少価値の高い不動産は、購入希望者の目線が安けりゃいい、ではなく、いいものが欲しいという目線です。
ですので、買ったときよりも高く売れたという値上がりも期待できます。
当然に資産価値があるといえますので不動産自体の値下がり幅も小さいといえます。
投資にあたっての注意点
人気エリアや希少価値の高い不動産は、不動産がでたとしても滞留することなく、すぐに売り切れてしまいます。
そうなりますと投資額が大きくなったり、高買いしてしまうことが考えられます。
高買いしてしまいますと自己資金の負担が相対的に大きくなってしまいます。
実需目線で購入する場合は、住宅ローンが使えるため低利で長期のローンがしけます。
ですが、投資目線ですと希少価値の高い不動産ですと利回りが合わないため融資が伸びず、多額の自己資金が必要となってきます。
ですので、それだけの自己資金をだすなら他に投資してもいいな。という目線でも考えた方がいいと思います。
あと最後に、利回りがあわないことから値上がり益しか期待できない投資となってしまいます。