お金の世界では、取引をしてはいけない人が少なからず存在します。
今日は、取引をしてはいけない人の例とチャックの仕方を説明します。
取引をしてはいけない人の特徴
1つ目は、あった瞬間に胡散臭いと感じた人です。これは銀行員さんにもよく助言を頂きますが、この胡散臭いという感は結構あたるとのです。
2つ目は、お金の話をするときに代表取締役等の借金に関する意思決定の責任者がいない会社です。これは代表権のある人以外が実質的支配者である可能性を示唆します。
3つ目は、その業種にかかる許認可が本社の見えやすい場所に掲げられていない場合です。無免許業者等の違法業者である可能性を示唆します。
4つ目は、会話の中に無借金という言葉がでてくるときです。これは借金できない理由が、その会社にあることを示唆しています。
5つ目は、テレアポ等で接触してきた会社で自分のことを名乗らない人です。名乗れない理由があるからです。
6つ目は、若い人であるにも関わらず会長職という会社法上の取締役になっていない人がいる会社です。会長職は世間一般的に同族会社の親が子に代表権をうつすときの移行期の役職です。
チェックの仕方
オーソドックスな身辺調査の仕方は、インターネットによる検索です。
名刺に記載されている会社名や氏名を検索します。
そこで(計画)倒産、クレーム、脱税、逮捕等のネガティブワードがでてくるかチェックします。
代表取締役以外の人が実質的支配者である場合は、その実質的支配者の名前でインターネットで検索をかけると脱税、破産、逮捕等でヒットする場合があります。
ネガティブワードでヒットしない場合は、過去にその人が借金を踏み倒して借金ができない場合が検討できます。個人の信用情報に傷があったり何らかの犯罪で有罪が確定しているとかです。
踏み倒し経験がある人は金の払いにルーズである可能性が非常に高いです。
契約の順守等の社会一般のルールを守ろうとしない性格である傾向にあり無用なトラブルに巻き込まれる可能性大です。
ホームページのチェックの仕方は、代表者の氏名が掲載されているのか、当たり障りのないテンプレート画像ばかりのホームページなのかをチェックします。