ソルトルック株式会社/塩見健二税理士事務所
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コーポレート 2019.06.21
  • 賞与資金の融資付けの実務上の注意点

賞与資金の融資付けで0円回答になる場合について説明します。

融資額の注意点

賞与資金は、6月、12月、3月、決算といった時期に支払われます。

毎回の賞与が同じような金額ですと銀行融資の審査は通りやすいものです。

ですが、返済期間6ヶ月の賞与資金といっても、いきなり大きな賞与を支払うといった場合は融資を断られることもあります。

ですので、いきなり大きな賞与を支払うときは、事前に融資が検討可能なのか銀行に問い合わせておいた方がいいです。

 

営業会社に多い事由

営業会社は、売れている営業マンに賞与を他の営業マンと比較して賞与を大きく支払う場合が多いです。

銀行に賞与資金を打診したときは、誰にいくらぐらい支払うのかの資料を求められます。

このときに特定の人物に偏って賞与を支払うことになっている場合は賞与資金の融資を断られる場合があります。

 

融資打診日

賞与資金は、既存の取引のある銀行ですと賞与の支払い日の1月前に融資打診をするのが賢明です。

新規の取引銀行を増やそうとする場合は、賞与の支払日の2月前に融資打診をするのがいいです。

バックファイナンスは資金使途がぼやけるのでと嫌がられる場合があります。