店舗出店や本社引っ越しといった資金事情による融資トレースのやり取りについて説明します。
資金トレースのおい方
店舗出店や本社引っ越しのときは、事業計画書や設備の見積書を銀行に提出します。
その資料をもとに融資実行がなされます。
銀行は設備資金を他の用途で利用されてはいけないので、以下の方法で資金トレースをおいます。
1つ目は、支払いを自行の口座でする。
2つ目は、他行の口座で支払いをして、その伝票と請求書を銀行に渡すです。
どちらのやり方になるかは、銀行と事業者のやり取りできまります。
事業計画よりも設備資金が安くついた場合は、繰上弁済となります。
繰上弁済されるかどうかは、金額次第といったところです。
画一的にいくら以上あまったら繰上弁済ときまっているわけではないです。
ヒアリング内容
銀行員さんは、設備資金であっても、これは運転資金なのかな?と疑問に思われることがあります。
代表例は、FC加盟金といったようなノウハウです。
ノウハウは、機械設備みたいに実態があるわけでもないですし、敷金みたいに明らかに資産計上するものでもないです。
かといって、採用費や教育費といった支払時に費用処理するものでもないです。
ですので、よくヒアリングされる項目となります。