ソルトルック株式会社/塩見健二税理士事務所
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収益不動産 2020.05.15
  • 沖縄県や海外にある不動産を取得するための資金調達の実務

担保評価0円

沖縄県やハワイ等の海外にあるリゾート地へのホテルといった投資案件が、ちらほら聞きます。

ホテルは、いわゆるオペレーショナルアセットと呼ばれる投資でしてレジ、太陽光等のインフラよりも利回りが高い投資です。

沖縄県やハワイ等の海外の不動産を、本州の買主希望者が本州にあるメガバンクや地方銀行から投資用として融資を敷くにはハードルが高いです。

その理由は、金融機関の支店から担保物までアクセスができないため担保評価0円とするのです。

ノンバンクについても同じ考え方ですので融資にはネガティブとなります。

沖縄県の金融機関や海外の金融機関からファイナンスする方法

この方法は、その土地に会社の支店や子会社が必要であり、かつ、きちんと業務の実態が必要となります。

ですので、ペーパーカンパニーや支店登記だけだとダメです。

 

別の担保物の提供

沖縄県や海外不動産の担保評価が0円であったとしても、例えば、担保余力のある不動産や有価証券を担保として提供します。

この場合は、別のアセットのクレジットを使ったファイナンスです。

アセットファイナンスという言い方もします。

注意しないといけないのは、上場会社の株式の場合は、その価格が下落すると追加担保を要求される場合があります。

上場会社は自社の株式を担保にファイナンスしたり、創業一族の資産管理会社も上場会社の株式を担保に不動産を買ったりしています。

投資額が少額の場合は、不動産の担保力を使わずに個人や法人のクレジットを使うやり方

個人の場合ですとフリーローン、法人ですと運転資金の融資です。

ですので、沖縄県や海外不動産を担保にいれないです。

 

自己資金

世の中には、潤沢な資金がある会社があります。

金融機関からの借入だけでなく、エンドユーザーから預かっている資金をもっていたりする会社も存在します。

このような会社は、キャッシュで買っていきます。

 

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