九十九里浜などの海辺の別荘地をローンで購入する場合は、どうするのでしょうか。
運転・設備資金として融資
これは既存の取引のあるメガバンク、地方銀行、信用金庫、信用組合、日本政策金融公庫で検討可能性です。
実態は不動産の購入資金であったとしても銀行としては、担保としてみれない、管理が大変という理由で担保として別荘地を差入れないで諸経費の支払いといった運転資金、福利厚生の一環としての設備資金とみて融資実行をするパターンです。
このパターンの融資は、債務者のクレジットを利用することからある程度良い財務内容でしか融資検討の土台に乗らないといったところです。
海辺の別荘地は、流動性も低く高額で取引されていないことからメガバンクは融資額の面で融資がしづらい可能性があります。
しっかりと融資審査をする銀行や本部案件になりそうな金融機関だと資金使途がぼやけているといって融資を断られる可能性があります。
事業関連性を問われて融資NGも考えられます。
これは別荘地をかったところで売上が上がるわけじゃない、社長の娯楽だろ。とみられるパターンです。
地場の信用金庫の検討
別荘地の近くの信用金庫に融資を申し込むパターンです。
このパターンは嫌がられるパターンが多いです。
担保物は信用金庫の近くにあったとしても債務者が遠方にいるため融資をためらうといったパターンです。
その別荘地に支店登記をすれば話はかわってくるかもしれないですが支店登記に伴う維持費を検討するとそこまでして地場の信用金庫に融資をお願いするのもなんだなと考えられます。
日本政策金融公庫
日本政策金融公庫は、全国の不動産を担保にできます。
不動産を担保に差し入れた方が融資審査や融資額がのびます。
担保を差し入れるときは、支店にいく必要があるため決済が面倒です。
ですので、金額が小さい場合は、一旦自己資金で決済して、その後抵当権を設定して、バックファイナンスがいいとおもいます。